ユージュアル・サスペクツ - sacsra / NOTE

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ユージュアル・サスペクツ

わたしが映画を好きになった原点
[あらすじ]

 銃器強奪事件の面通しで集められた五人の前科者(これがタイトルの指す“常連の容疑者”)を主人公に、歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いたサスペンス・ミステリー。

 カリフォルニア、サン・ペドロ港でアルゼンチン・マフィアの所有する船舶の炎上事故が発生。それはコカインを奪おうとした犯罪者一味とマフィアの闘いの結果であった。一味の生き残りであるヴァーバル(K・スペイシー)を尋問していた関税特別捜査官クインラン(C・パルミンテリ)は、6週間前、銃器強奪事件の容疑者として集められた5人の男たちの身にふりかかった奇妙な話を聞く事になる。元汚職警官のキートン(G・バーン)、マクナマス(S・ボールドウィン)とフェンスター(B・デル・トロ)の強盗コンビ、爆破の専門家ホックニー(K・ポラック)、そして詐欺師のヴァーバルら5人は、釈放後、協力して宝石強奪を決行。ブツをさばくためにLAの故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまう。そして恐慌状態の彼らの前に、伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の右腕と名乗る弁護士が現れたというのだ……。

 

 

 傑作、怪作。証明問題を解くような気持ちで大変楽しめた。ロジャーキント、デビッドクイヤン。非常に面白かった。最高。いやー楽しませて頂いた。

 

 アクセサリーがロジャーの罪を証明している!障害者のフリをしていたが、取り調べ中にも体を動かしてしまうミスもあった!なんていう浅はかな答え合わせなんかはどうでもいい。この話の面白さはそこが分かって、そこから先だ。

 

 

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 証明

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 まず、カイザーソゼ、という通称名の悪い人は、実在する。これは、偶然生き延びた下っ端の火傷男の証言から、FBI捜査官が昔から追っている人物だということと、そうした話が耳に入る環境にないヴァーバル達が話してることで証明出来る。

 

 

 次に、キートンは実在した。クイヤンが言ったとおり生き延びていた。そして前日に殺された。これは、冒頭でヴァーバルが前夜の貨物船爆破の中でキートンらしき人物を殺していること(金の時計やライターで証明)、銃殺された人物=キートンがきっかけでヴァーバルとクイヤンとの話が始まることで証明出来る。

 

 キートンはクイヤンが言っていた通り、ただの悪いやつだった可能性が高い。とりあえず何らかの理由で貨物船に同乗して、ヴァーバルに覚悟を尋ねられて殺されてる。

 

 

 残る事実は、マルケスという男がアルゼンチン?の麻薬関係で悪いことして逃亡を重ねており、またそれを手伝っていたのがイーディ女弁護士であること。2人はそれぞれ前夜に殺されたこと。これは後半のシーンで刑事たちが単純に話している。

 

 これの特筆すべきポイントは、冒頭で刑事たちが言ってた「話の裏がとれている」の裏がこの部分を指していたのであったというところ。私はこの発言のせいで騙された。いつのまにか”ヴァーバルの話の裏がとれている”と錯覚していた。やられた。

 

 

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 事実と謎

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■貨物船爆破事件が前日に起き、そこでキートンをヴァーバルが殺した。

・キートンに爆破の手はずを済ませたとしてもわざわざヴァーバルが殺さなくても。

・ヴァーバルがキートンに言った「覚悟は出来ているかい?」の言葉の意味も。

 →この2点からキートンはよっぽどヴァーバルから嫌われていたのかな?と想像

 

■生き残りは無傷のヴァーバルと死にかけのコバッシュ(下っ端)。

・何故無傷でヴァーバルは貨物船に残っていたのか

 →逃げ出すことも出来たはず。軽い刑で確定を受けたかったのかな?と想像

・ついでに何故コバッシュは死にかけとは言え生き残れたのか

 →小物過ぎて見落とされたのかな。火傷のみで縦断は食らってないようだし。

 

■イーディ弁護士も前夜別の場所で殺されている。

・まあこの点はわりとどうでもいいけど。

 ヴァーバルのしてきた事の裏付け要素として視聴者へのプレゼントとか?

 

■カイザーソゼが誰かは証明出来ていない。ヴァーバルだろうがコバヤシの可能性も残る。

・似顔絵、コバヤシにも似てるし。

 

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 未解明だけどストーリーには関係なくどうでもいいこと

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・貨物船事件の全容

 

・コバヤシ

 

・キートンとソゼとの出会い

 

 

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 その他メモ

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・多分、貨物の爆破はキートンにやらせた。何かの後始末だったのかな?

 

・クイヤンがキートンに食らいついてきた時のヴァーバルの瞬時の切り返しの瞬間をもう一度見たい

 

・ヴァーバルは釈放が決定していた(危険物所持という名目、市長やら何やらが護ってた)。2時間後に釈放が確定しているし、ヴァーバル自身黙って何も話さないだろう、それまでもそうだったと同僚刑事が話していた。

 

・人は答えを得ようとする時に与えられた答えよりも自分で導き出した答えを。とくに苦労して得た答えを強く信じる傾向がある。ヴァーバルはキートンの作り話をしていたがキートンだけは知っていた。だからキートンの話は、事実で話すことも出来た。なのに、しなかった、ヴァーバルはキートンを良いヤツに仕立て、クイヤンにそれを否定させた。何度も何度も。クイヤンは自分がヴァーバルを諭すような気持ちでキートンがいかに悪いやつかを伝え、最期にヴァーバルに涙させた。クイヤンは高い満足感を得た。ヴァーバルの思う壺。

 

 

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 私的総論

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 ヴァーバルは本当にただの”気まぐれ”に”遊んでいた”のだ。2時間”暇つぶし”していたのだ。語ったことの内容に事実はひとつも無い。ただ実名を使って物語を作っただけだ。全部、作り話だ。難しく考えてひとつひとつ真偽を解いていってやっと辿り着いた。全部、作り話だ。ゾッとした。

 

***

 

 この話はしっかりと見ている人とゆっくり語り合いたい。

 なんでヴァーバルが暇つぶししたくなったのか、どこかにヒントはあったか?キートンにヒントがあるか?顔?話し方?ヴァーバルを馬鹿にしたから?警察サマのオラオラを見てちょっとからかってやりたくなったのか?

 

 なんであれ、ブラボー。トラップがいっぱいあって、見てて楽しかった。

 

 

過去に書いた記事もちょいちょい書きなおしたりします。記事作成日はリスト調整のため、手動でいじる事が多いため、観賞順ではありません。
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